あそこはどうやって成功した?商業施設 成功例をどどっと紹介

大型商業施設の成功例・ラゾーナ川崎プラザ
ラゾーナ川崎プラザは大型ショッピングセンターとしての売り上げが全国トップクラスです。
ラゾーナ川崎プラザとは2006年にJR川崎駅西口前に作られた店舗数3000を超える巨大商業施設で、その運営はショッピングセンターでおなじみのららぽーとが行っています。

まずはラゾーナ川崎プラザが成功した理由の一つは多彩なテナントにより広いターゲットがつかめていることが挙げられます。
大型商業施設にはファミリー向け、百貨店のようなアップグレード型など特色が作られます。しかし、ラゾーナ川崎プラザはファッションブランド以外に大型家電量販店から大型赤ちゃん用品専門店、ホームセンター、映画館など多くのターゲットが存在しているため、デートに使う若者がいる傍ら、赤ちゃん用品を買うファミリー、家電を見に来ている人、はたまた日用品などで日常利用している人など色々な世代・目的のお客が混在しているのです。

また、多くのショッピングセンターは動線に一定の流れがあるものですが、ラゾーナ川崎プラザは敢えて流れができない動線作りをしており、買い物客が自分の意志で目指すお店へ進みやすい作りができているのも、お客の購買意欲をそそるビジネス形態ではないでしょうか。

商業施設としての「目玉」があるか
ラゾーナ川崎プラザといえば広場に作られたグランドステージが有名です。
人気タレントや人気歌手の新曲発売イベントが数多く行われており、多くの人がワイドショーなどでここのステージを一度は目にしたことがあると思います。
有名人がイベントを行う時は観客が1万人を超えることもあり、グランドステージはまさにラゾーナ川崎プラザの目玉であり、成功例の要とも言えると思います。

ではなぜこのグランドステージがこれほど栄えたのでしょうか。
それは「無料」ライブであることが大きな理由でしょう。
ショッピングセンターを日常利用する人もいますが、特別なレジャー気分で訪れる人も多いものです。ましてや有名人を見ることができたら、しかも無料だったら「ちょっと行ってみようか」と、訪れる人は劇的に増加します。有料ですとファンでない限りそうそう出向きませんが、この無料というのがミソで、グランドステージ目当てに訪れた人々が「せっかく来たのだから」とショップで買い物をしていく、という好循環を生み出しているのです。

休日にどこか行こうか、となった時に特別なレジャー感漂う場所としてパッと頭に浮かぶには目玉のインパクトが必要になります。グランドステージはそんな役割を果たしています。

交通アクセス、ブランドイメージ
ラゾーナ川崎プラザはJR川崎駅前にあります。JR川崎駅といえば京浜東北線、東海道本線、南武線が通る大型駅であり、駅から直結の通路からショッピングセンターへ入ることができます。
そのような便利な立地でありながら、駐車場は2000台規模で確保されています。

電車ですとどうしても集客に限りが出てしまいます。
まれに電車での集客を促すために駐車料金を高めに設定していたり、駐車場の台数が少ない大型商業施設がありますが、そうなると車で訪れる人は「2度目はないか」ということになりがちで、商業施設としては大切なリピーターを逃すことになってしまいます。

また、ラゾーナ川崎プラザの注目すべき点は川崎市、横浜市だけではなく東京南部(大田区、世田谷区、品川区)からも多くのお客が訪れている点です。
一昔前までは東京から横浜へショッピングに行くことはあっても川崎へショッピングという概念はあまりありませんでした。
しかし、川崎駅西口がタワーマンションやオフィスビルなどで劇的に再開発され、ラゾーナ川崎プラザができたことによりブランドイメージが高まり、ラゾーナブランドを求めて東京や横浜からも人が集まる街へと発展し、このブランドイメージの確立は成功に欠かせない点だと思います。

  • 最終更新:2016-05-12 20:08:39

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード